6._暮らしの手しごと

ミツロウラップをつくる

ミツロウで作るラップ。
プラスチックを使わないラップ。
おしゃれなものが売っていますが、
なんだか手を出せないでいました。
いつか作りたいと思っていたら、
友人がミツロウラップ制作セットを持って遊びに来てくれて、
作ることができました。

材料・道具

材料

・布(お好きなサイズで)
  端処理はしなくてもそれほどほつれませんが、
  ピンキングはさみで切るのもいいですね
・ミツロウ 布重量の1.2倍
・オイル(今回はホホバオイル) 布重量の0.1倍

道具

・アイロン
・クッキングシート
・アイロン台
・オーブン
・耐熱容器

作り方

・布はアイロンをかけてシワを伸ばしておきます。
 布サイズは、用途に合わせてお好みで。
・ミツロウ、オイルを計量する。
・ミツロウ+オイルを溶かす。
 塊のミツロウをオイルと一緒に耐熱容器に入れ、
 オーブン5分ほど加熱したら溶けました。
・アイロン台または大きな木の板(今回はまな板を使用)の上に
 クッキングシートをしき布をのせる。
・溶けたミツロウ&オイルを素早くスプーンで
 布の上に広げる(すぐ固まる!)
・さらにクッキングシートを上にしき、
 アイロンでミツロウ&オイルを布に均一に広げる。
 じゅわーっと。

作ってみて

所要時間30分ほどでしょうか。
ミツロウのいいにおいに囲まれた、楽しい作業でした。
そして、意外とカンタン!!

【布選びのポイント】

ブロードで作ってしまったので、ローン生地にすればよかった。
薄い方がロウがのびて、薄くしなやかにできるように思います。
タナローンのはぎれで作ったら素敵そうです。
白・グレーのストライプの生地で作ったところ、
ミツロウ、ホホバオイルともに黄色だったので、黄ばんで見えます。
黄色の布のほうが自然に見えたかもしれません。

【使い方】

お皿にラップをのせて、手で包み込むようにぎゅっとすると、
皿の形にラップが変形。蓋になります。
手で触るとロウとオイルがほのかに手につきます。
「手がしっとり」とも言いますし、「べたつく」とも言えます。
気になる人がいるかもしれません。
夫には不評でした。
使ったあとは、水洗い(気になる人は少量の洗剤で洗う)して、
干し、繰り返して使えます。
一般的に寿命は1年ほどだそうです。