1.1_本の紹介・読書の記録

読書の記録『具体と抽象』

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聞きやすくスッと入る話もあれば、
何を言っているのか全然わからない話、
すごく頑張って考えないとわからない話、
話や説明にもいろいろ感じるものがあります。
逆に、一生懸命説明して伝わったと思ったのに、伝わっていなかった、ということもあります。

なんでだろう?
よく使う用語や、経験したことが違うからかな?と思っていました。

この本は、そのようなことの原因のひとつを、「抽象度がずれているから」と説明しています。
具体と抽象は両軸で、具体度が強い視点では、ひとつひとつの違いが「とても違って」見え、
抽象度が強い視点では「似ている中での分類」のように見える
という説明でなんだかとても納得でした。

「何を言っているのかわからない」
「一生懸命説明したけれど、ぽかんとされた」
「で、要するにどういうこと?と言われる」
など気にしたことがある方は、一読してみると思わぬ気づきがあるかもしれません。

人によって得意な視点が違うから、
得意な具体〜抽象度にとどまるもよし、
具体〜抽象の段階を自由に行き来するもよし。
具体と抽象を行き来できるようになりたいと思ったのでした。