4.7_水

自分で井戸を掘る

水道の蛇口をひねれば、水が出ます。

普通と思っていましたが、
古い家に引っ越してすぐ、水道管に穴が空き、水が漏れるトラブルがおきました。
水道管が、古くなっていたのです。

修理中は、もちろん断水。
炊事、洗濯、トイレ、風呂・・・
暮らしの中で、どれだけ水道の恩恵を受けているのか、
水道の便利さと、依存度を実感しました。

普段は水道を使おう。
なにかあってもどうにかできる技術も知っておこう!

水を得る方法のひとつが、「井戸を掘る」。
井戸掘りは、業者さんにお願いすると、1箇所で数十万コースです。
時間はかかっても、自分で掘れたらいいのに。
そんなときに、非電化工房の自立共生塾で、井戸掘りを教えていただきました。

ないものは作ってしまえ がモットーの我が家は、早速挑戦してみることに。
2020年夏、井戸掘り作戦をスタートしました。
(※2021年 4月現在、ちょっぴり湧いているかも?もうすこし掘り足したい という状態です)

材料

塩ビパイプと、塩ビ接着剤、そして先端の刃用の金属板を使います。
ホームセンターで購入。

道具づくり

金属板をカットし、塩ビパイプと組み合わせて、
穴を掘る先端部を作りました。

ジグソー使用。

掘っているうちに塩ビパイプが割れるのでは?と心配になり、
エポキシ樹脂のテープで先端を補強。

いちばん大変だったのが、外枠となる塩ビパイプに、大量の穴をあけること。
地味な作業です。

 

掘る

道具完成で満足感があるのですが、これからが長いです。


掘り方は至って簡単。地味な作業です。
外枠を打ち込み、
水を少し入れて、穴掘り金具がついている棒で内側をザクザクつつきます。
泥水が打ち抜き機の中にたまるので、定期的に棒をひきぬいて、泥水を出します。
以下、くりかえし・・・。

すこしずつ、すこしずつ、穴が深くなっていきます。
どうにか石にあたらず、4mほど掘ったところで、ほのかに水が出てきました。
でも、畑に使うにはまだ水量不足。もう少し掘り足したいところです。

掘っているときのトラブル事例

(記事作成中)

もしものときに、どうすればいいのか。代替案をたのしみながら身につけよう

高度経済成長のときに作られたインフラたちは、これから老朽化していきます。
人口が減っていくこれからの時代。水道代は、安くなるとは思えません。
こんなにも水道に依存しているのに・・・。

私の住むまちでも、水道料金の値上げが予定されています。
井戸掘りとあわせて、雨水の有効活用も、研究する予定です。記事公開をお楽しみに。