きのこ。
マンション暮らしの時は、原木を目にする機会もなく、
栽培なんて頭の中にありませんでした。
引っ越して2年目、2回目のきのこ支度の記録です。
原木栽培のきっかけ
古民家へ引っ越して1年目の昨年、ご近所からシイタケ原木をいただきました。
「これでシイタケ植えるといいよ。穴あけ方は・・・」
と、とんとん拍子にシイタケを支度。
行動の5点セットとは、「知識」「道具」「材料」「仲間」「きっかけ」(by 非電化工房 藤村先生)。まさに5点セットが揃い、わがやのきのこ栽培が始まりました。
そして今年も、冬の剪定・伐採シーズンに原木になる木をいただき、2回目のきのこ支度をすることにしました。
行動のてはじめ。道具はなにか知る。
今回は、原木に種駒を打つ方式で、原木栽培をします。
必要な道具は、
・ドリル(又はインパクト)
・ドリルの深さを一定にするストッパー
・ドリル刃(9~9.5mm)
・金づちなど、打ち込むもの
です。
種駒打ち専用ドリル刃もあるので、お好みで選べます。
すでにドリル・ドリル刃を持っている場合は、ドリルストッパーを買い足すだけで大丈夫です。ドリルの刃は、木工用でなくても大丈夫です。
ちなみに、電動の道具は使わない!体力派でしたら、穴あけハンマーもあります。
材料はそろっているか?
道具以外に必要な材料は「原木」「種駒」の2つ。
どちらもきのこ毎に違います。
日本農林種金株式会社による、きのこ栽培に適した原木を参考にしました。
https://www.kinoko-nichino.com/htmls/tekiyougennboku.htm
しいたけに適しているのは、クヌギやコナラなど。
なめこに適しているのは、カエデ・クルミ・サクラ・トチノキ・ブナ など。
今回は、しいたけ用にコナラ、なめこ用にサクラを使いました。
手順
(1)原木に、穴を開けます。
購入した種駒に、推奨の間隔が書いてあるのですが、
「2倍うつと、はやくでる」とご近所から聞いて、半分の間隔で穴をあけました。
種駒の数だけ穴をあけるので、500穴をあけることになります。
ひたすら穴をあける。あける。
(2)種駒を打ち込みます。金づち等を使用。
ここで子供が大活躍。
ちょっと湿り気のある種駒を穴に入れ、トントンする作業は
たのしいような飽きるような。
(3)設置。
そしてあとは仮伏せ→本伏せと菌を育てていくのが王道ですが
「適当な場所に置いておけばいい」というご近所コメントと、
「時期によって、仮伏せなしで本伏せでよい」との説明書きを頼って、
いきなり本伏せ場所に置いておきました。
風通しがそこそこある、広葉樹林の端です。
キノコが出た!という記事更新、気長にお待ちください
2021秋〜2022年春、キノコが出ました!!
喜んで収穫し(写真撮り忘れ)、また収穫しようとおもいきや・・・
近所に出没する猿の群れに食べられて、無くなっていました。
猿と、鹿は食料ライバルです。